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  • 公開日時 : 2022/06/03 12:19
  • 更新日時 : 2023/07/21 18:13
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【火災】建物の評価はどのように行なうのですか?

回答

建物の評価には、再調達価額(新価)による評価と時価額による評価があります。

◇再調達価額(新価)による評価
・建物の新築年および新築当時の建築価額が判明している場合、新築当時における建築価額に価格の変動を考慮して算出します。
・建物の新築年および新築当時の建築価額が不明の場合は、その所在地に同じ構造(工法)の建物を再築するために要する標準的な
 1平方メートルあたりの単価を選択し、その数値に延床面積を乗じて再調達価額(新価)を算出します。

◇時価額による評価
・新築後、建物は使用による消耗および時の経過に伴う自然劣化などによって年々価額が減少していくものです。
 したがって、上記の方法で算出した再調達価額(新価)から、経過年数に応じて算出した経年減価額を差し引いて、建物の時価額を
 算出します。
 (注)「タフ・すまいの保険」(すまいの火災保険)などの家計分野の火災保険では、時価額基準でのご契約はできませんので
       ご注意ください。

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